小さくて軽いものから嵩張って重いものまで、今やネットで何でも注文できる時代です。特にペーパー類やペットボトル飲料は、お店から一人で運ぶのはかなり大変なので、定期的に注文している方が多いのではないでしょうか。
このように私たちが日常的に利用している宅配ですが、災害時は道路が土砂などで塞がれ通行不能になったり、緊急自動車専用路になり通行止めになることで、陸路を使った物資の運搬が難しくなります。そんな時は、空路から物資が届けられる仕組みがあると安心ですよね。
8月3日、福岡・九州エリアを中心に大型物流ドローンの販売や空中権シェアリングサービス『sora:share（ソラシェア）』を提供しているトルビズオンは、佐賀県多久市多久町の防災訓練で、物流ドローン DJI Flycart30を使用したAEDと物資の搬送訓練を実施しました。
▷トルビズオン／佐賀県多久町の防災訓練でドローン物資搬送を実施(Lnews)
この訓練では、多久町区長の考案により実際の災害発生時を想定したシナリオが組み込まれ、トルビズオンは、DJI Flycart30を用い被災現場での物資およびAEDの搬送シミュレーションを実施しました。
Flycart30は水や食料など最大40kgの荷物を運べることが大きな特徴で、今回もAEDデモ機の他、ペットボトルの水や食料などを搬送しました。
災害時に陸路が塞がれたとき、空路を利用するので早く、沢山の荷物が運べる大型ドローンは非常に効果的ですね。
今後も空路の整備と大型ドローンの普及が進んでいくことが期待されます。
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