ポストインタイプが再配達問題を救う?

再配達が有料化となるか、全体の運賃値上げへとなるか、これは業界全体で本腰を入れて議論すべき問題なのだけれど、一方で、生産者・販売会社からのアプローチに頭が下がる。

フリマアプリを使用する人が増えたからか、A社の外装の大きさに無駄を感じている人が増えたからか、宅配の基本サイズがずいぶんと理解されるようになった。

通販サイトでは梱包の黄金サイズとして厚さ3cm以下のポストインできるタイプの小ぶりなものへの移行が目立つようになり、それに合わせた商品の包装になってきているという。

置き配

お茶やコーヒー、漬物などは以前からポストインタイプの梱包は多かったし、少し前に取り上げられたのがサブスクで届く花。
強度が強く通気性の良い専用ボックスで毎月届くので、ステイホーム中の家を彩るとして、女性がSNSで投稿するのはよく見かけた。

今回調べてみると、日本酒を100mlのパウチで3種類届けるサブスクプランが人気になっているそうで、4月からはワインのサブスクプランもスタートしたそうだ。
確かに、少しの量でいろんな種類を楽しるだけでなく、瓶の取り扱いが面倒に感じる消費者には都合が良いだろう。

というと、化粧品なんかもありそうだな、と思ったら…
シャンプーなどのヘアケア製品を、ポストサイズではないけれどコンパクトボックスタイプの梱包で発送するメーカーがあった。

実は、こういった取り扱いしやすい宅配物は女性や年配のドライバーには非常にありがたい。
宅配数は増える可能性はあるものの、活躍の場が広がる win=win=win の関係とも言えなくはないというところで、しばらく続きそうなこの傾向は注目しておきたい。

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