政府は16日、物流の2024年問題に向け「2030年度に向けた政府の中長期計画（主要なポイント）」を提示しました。
（1）適正運賃収受や物流生産性向上のための法改正等
（2）デジタル技術を活用した物流効率化
（3）多様な輸送モードの活用推進
（4）高速道路の利便性向上
（5）荷主・消費者の行動変容
トラックドライバーの負担削減に向け、物流効率化のために取り組むべき措置を国が判断基準を定め、また、トラックだけでなく、鉄道、船舶、高速道路のインフラ整備の指針となります。
また、「再配達削減」のために消費者も更なる協力が必要となり、国土交通省は「再配達削減のために活用をお願いしたい３つのこと」として
① 時間帯指定の活用
② 各事業者の提供しているコミュニケーション・ツール等（メール・アプリ等）の活用
③ コンビニ受取や駅の宅配ロッカー、置き配など、多様な受取方法の活用
を挙げています。
国土交通省の調査によると平成22年度は32.2億個だった宅急便は令和4年度では50.6億個となり、そのうち11.1％が再配達となっている現状です。
ちびまる子ちゃんの「まるっと減らそう！再配達」のCMも配信され、お子さんから高齢者まで分かり易く説明してくれていますので、是非視聴してみてくださいね。
友蔵おじいちゃんの「大変なのは配達員さんだよ！」の言葉と、最後に流れる「友蔵 物流の俳句」には愛を感じます！
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