久しぶりに日曜の朝にテレビをつけまして、
台風19号の被害や復旧作業の様子など
ワイドショー的な内容の番組はちょっと飽きたな…とNHKに変えると『日曜討論』をやっていました。
出演者が政治家ではなかったので、ちょっと見てみることに。
民間人やNPOの代表、学者さんが何を言うのか楽しみでもあり…
普段見ない番組というのは為になりますね!
これまで日本は「元に戻す」復旧作業ばかりしてきたのだそうです。
だから、水害の起こりやすい土地でも、またそこに住めるように復旧する。
もちろん被災した人たちにとってみればそれはアタリマエのことなのだけど、
今後、被災しないようにするためにどうしたらいいか、ということを政治家や学者さん達は考えているのだそうです。
つまり、今回で言えば、「土地を離れる」ということです。
なかなかできることではありません。
いや〜自分に置き換えても、辛いですよね。
ただ、助かった命。
今後守っていくための策でもあるわけですね。
災害後、すぐにインタビューを受けていた30代後半くらいの男性は、引っ越しを考えていると答えていたのを思い出しました。
「次は子どもたちの命を守れるかどうかわからない…子どもたちは避難所でも、水が〜!!と寝言を言っている。」という悲痛な叫びでした。
日曜討論に出演していた、河田特別任命教授(関西大学)は「物流網も同じです」と。
ネットをしっかりと張り巡らせる復旧や対策をしていかないと、物流網が寸断される状況は変わらない、と。
スーパーには段々と品物が入るようになりました。
欠品があるものの、被災しなかった町は普通の生活を取り戻しています。
「戦後10年経った頃に同じような規模で水害が起こった時、貧しい時代の中、私たち日本人たちは水害対策を施しながら、復興したんです。飽食の現代、頑張ろうではありませんか!」
と、コメンテーターの方が言ったのが印象的です。
私たちIKロジは、平塚、小田原方面や武蔵小杉方面の、まだ完全に復旧できていない地域も配送しています。
被害のすさまじさを目の当たりにしたドライバーもいました。
直後は、配送の代行オーダーも多かったです。
支え合って、助け合って生きている。
そんなことを考える10月になりました。
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