トラックドライバーの長時間労働の一因になっているのが❝荷待ち時間❞です。
国土交通省が行った調査によると、1運行あたりの平均荷待ち時間は約1時間半。ドライバーは、倉庫のバース(荷降ろし場)入場に長時間待機、物流センターにとっては、終わりが見えない庫内作業が問題になっています。
このような課題を解決できると物流業界で注目されているのが、配送情報やトラックの動態管理・モニタリングを提供するHacobuのバース管理システム（トラック予約システム）です。
5月22日、大和ハウスグループのフレームワークスは、倉庫管理システム（WMS）「Logistics Station iWMS G5」に、Hacobuが提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth」との連携機能を追加し、6月から提供開始することを発表しました。
▷フレームワークス／WMSがHacobuのトラック予約受付と連携（Lnews）
今回の連携は、物流業務の効率化を目指したもので、「MOVO Berth」に登録されたトラックの到着予定時刻や荷物の積み下ろしの位置等を「iWMS G5」と連携させることで、事前に効率的な作業計画を可能にしています。
さらに、トラックの到着状況もリアルタイムに連携させることで、施設内の状況を踏まえつつ臨機応変に作業をすることができるので、待機時間を減らして効率的な入出荷が行えると見込まれています。
トラックドライバーと物流センターの双方にメリットが大きいバース管理システムは、今後も導入する企業が増えそうですね。
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