宅配業界にニューノーマル?! 新常識となるアイテム登場です。

テレビ東京のニュース番組、ワールドビジネスサテライト内のトレンドたまごのコーナー、ご存じの方も多いかもしれません。
すでに商品化されているものが出ることもあるのですが、先日の放送では意外なコラボが紹介されました。

シャープが開発した適温蓄冷剤がトレンドたまごで紹介されたあと、パルシステムから問い合わせがあり、
なんと!配送の際に発泡スチロール箱に敷いて使う資材として導入されたというのです!

実は、保冷剤で青果類が黒ずんでしまうことに頭を悩ませていたパルシステム側。
番組を見て「これだ!」とひらめいたんでしょうね。

パルシステムの公式サイトでは、業界初の新配送システムとして紹介されています。
<業界初>青果専用の「適温蓄冷材」を用いた新配送システムの運用を開始

筆者はスーパーのレジで働いたことがありますが、無料提供のドライアイスがお肉に触れて冷凍焼け状態にすることのないように袋詰めをすると教わったことがあります。
冷えればいい、冷やせばいいというものではない。
生ものには美味しく食べるための適温というのがあるんですよね。

宅配野菜葉物

もともと、液晶ディスプレイの研究開発のためにできた適温蓄冷剤。
パルシステムとしては、「商品が傷まないように」という発想から導入のために動いたことが、さらに大幅な消費電力削減やこれまで使用していた緩衝材が不要になるなど、環境への配慮にもつながったという効果も発表されています。

宅配業界に新しい常識が生まれる予感がしますね。

シャープの公式サイトでは、飲料を適温で楽しむアイテム TEKION LAB 保冷バッグとして商品化されています。
TEKION LAB 保冷バッグ

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