いよいよ山間部のドローン配達が実用化されます！
セイノー運輸は2020年8月には神戸で実証実験を実施、今年の4月から山梨県の山村部で初めて商用化することがわかりました。（1/21日本経済新聞電子版より）
日本の都市部では住宅も密集していて、現状では有人地帯でのドローン使用はNG（地上から目視する補助者を置く場合に限り認められている）とされ、生活する私達も日常的にドローンが飛んでいる光景はまだまだ心配な部分もあります。山村部で人が少ない地域なら、実用が可能というわけです。
写真はイメージです
山間部ならではの仕組み
実用化の仕組みは、「ドローンデポ」と名付けられる倉庫から、耐荷重５kgのドローンが地域の最大８箇所に設置される「ドローンスタンド」まで荷物を届け、住民が取りに行くことになるとされています。
初めは専用ネットスーパーとして、倉庫にストックすることのできる日用品などを配達できる仕組みにするとのこと。回れば回るほど赤字になっていたといわれる山間部の配達が、無人でたった５分で完了するとあれば、先行きは明るいですよね。配達料は少し高めに設定されますが、定着すれば業界全体の価格競争に歯止めをかけるきっかけにもなるのではないかと、個人的には考えています。
私達、IKロジは都市部を走り回り、その中でいろいろと苦悩することがあるわけですが、物流網が充実することで最終的には過疎地が暮らしやすい田舎になり、環境に配慮した形で進めていけるサービスとして認められることは、同業者としてとても嬉しい限りです。今後のニュースに期待しましょう。
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