物流の「2024年問題」への課題対応が急がれる中、政府は荷主側にもトラックドライバーへの負担軽減に向けての取り組みを求めています。
▷物流「2024年問題」ドライバーの負担軽減に向けた動き広がる(NHKニュース)
倉庫などで、荷降ろしが集中した場合に受け取りを待つ時間、予定より早く到着した場合など、受け取る側が不在時の待ち時間、それがトラックドライバーの長時間労働の原因の一つである「荷待ち」の時間です。
「荷待ち」を減らすために、「ALFALINK 相模原」を運営する日本GLPでは、新たな取り組みとして「置き配バース」（バースとは倉庫や物流センターでトラックが接車し、荷降ろしなどに使用するスペース）を導入しています。
個人へのお届けの際の「置き配」と同じような仕組みを物流施設でも取り入れ、倉庫の営業開始前など、受け取り側が不在でも荷降ろしを可能にし、監視カメラや暗証番号を設定する事でセキュリティーを補足し、ドライバーがひとりでバース内に入り、荷降ろしができて、無駄な時間の削減となります。
このように、物流の「2024問題」をトラックドライバーだけの問題にせず、私たちの生活にかかせない「物流」を社会全体で考えていくことが必要となりますね。
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