SDGsへの新たなアプローチとして、“アップサイクル“が注目されています。
アップサイクルとリサイクルの違いは、リサイクルは廃棄されるものの中から使えるものを取り出し、原料や材料として再利用することで、アップサイクルは元の製品の素材をそのまま生かすという特徴があります。
最近では、JR東海が廃棄される新幹線の座席カバーをスリッパや小銭入れにアップサイクルする取り組みを始めました。再利用される素材は、東海道新幹線N700系の座席のシートカバーで、汚れが目立たず耐久性があるとのこと。年内にもインターネット販売が始まる見込みとなっています。
鉄道マニア、新幹線マニアなら、ぜひゲットしたい商品ですね！
▷新幹線の座席カバーがスリッパに アップサイクルの動き加速（テレ朝ニュース）
また、全日空でも座席カバーをスリッパにする取り組みを始めています。
こちらも人気商品になりそうです♪
アップサイクルは、元の製品の素材をそのまま生かし、リサイクルのように原料に戻す際のエネルギーは不要なので省エネルギー効果、原料に戻すコストがかからないので、コスト削減効果があります。
本来捨てられるはずのものに新たな価値を加えて再生する、アップサイクルの取り組みは今後も加速しそうですね。
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